2022年1月21日、ギャラリーみつけで行われていた「矢沢宰詩画展」に行きました。

 ぼくの住む武蔵小金井から、中央線で西国分寺に行き、武蔵野線で南浦和、大宮に行きました。大宮からは上越新幹線で1時間半掛からず長岡に着きました。長岡からは信越線で3駅目が見附。思っていたより近いところでした。

見附駅

 見附駅からはコミュニティバスで市役所に向かいました。

見附市役所の隣にある市民交流センターネーブルみつけ
矢沢宰コーナーもありました

 ネーブルは「へそ」のことです。見附市は新潟県のおへその位置にあるようです。矢沢宰コーナーに上北谷公民館のチラシが置いてありました。思い切って、公民館まで足を延ばすことにしました。距離は7.3キロと書かれていたため、雪道を歩くのは無理でしたので、タクシーを利用しました。

公民館の一部屋に矢沢宰コーナーがありました

 地元で矢沢宰は今も大切にされていることを感じることができました。

 付近を少し歩いてみました。

宰が毎日眺めていたという守門岳が雲の切れ間から見えました
稚児清水川と雪の中を行く郵便配達人

 公民館そばの河野橋。公民館の前は栃尾線(愛称トッテツ)の上北谷駅でしたので、宰はここから栃尾高校に通っていました。河野橋は通学で毎日通っていた橋。この橋を宰も歩いていたと考えていると、一瞬宰が傍にいるように感じました。

河野橋から
右奥の建物が上北谷小学校。その先に宰の生家があります

 再びネーブルみつけに戻り、詩画展に。

 すっかり暗くなっていましたが、ゆっくりと見ることができました。静かな時間を過ごすことができました。宰にやっと出会うことができました。寒い中、同行してくれた家内にも感謝しています。

 長岡駅前のホテルに戻り、翌日は駅前を少し歩きました。ぼくは、地元の食料品スーパーを見るのが好きで、駅から少し離れていますが、原信長岡今朝日店に行ってみました。カートにかごを乗せて買い物をしていると、どうも皆とちがうのです。こちらではカートに直に商品を乗せるのが買い物のルールになっていました。こういう発見が旅の楽しみです。

 木宮商店で車麩も買いました。東京で買う麩よりかなり固いのですが、煮るとしっかり味が染みおいしかったです。(2022年2月)

地元スーパーのレジで
右は車麩の木宮商店。雁木がありました