3月15日、東川町での舞を旭川市民ギャラリーでも行いました。

 東川町と今回の二回にわたる舞が終わり、ようやく小野千世さんの顔に安堵の笑みが広がりました。

 舞が終わり、小野千世さん、小野養さんによるトークショーに。

 養さんは、北海道大学の水産学部出身です。水産学部は函館にありました。養さんは学生であり、養さんが卒業まで千世さんが今の学習塾のようなものを営み、養さんを支えていた話もありました。

 住んでいた函館の湯の川町は、津軽とのつながりもあり独特の方言であったようです。東京弁を話していると、子どもは近づいてきませんでしたが、地元の言葉に慣れると、学習塾に子どもたちが集まるようになりました。

 塾ではカレーライスを、子どもたちに時どき出しており、今の子ども食堂のような役目もしていたようです。

 そして、養さんは、水産学部の訓練船の船長になりました。

 たいへん貴重な話を聞くことができました。

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 続いて原画を前に千世さんが、楽しい絵のエピソードをしてくださいました。ぼくの方がアテンド役を務めさせていただきました。

画像をクリックすると原画展のスライドが始まります
(3分18秒。MusMusより〝平和のハンモック〟)

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 貴重な体験ができた北海道の旅でした。翌日無事羽田空港に戻ることが出来ました。小野千世さん、養さん、ありがとうございました。

 そして、北海道でお世話になった皆さまに、心より感謝いたします。(2023年6月)