第3部は、いよいよ東川町の朗読ボランティアの方の『花と木沓』の朗読と、小野千世さんのお話しの部です。
そのページを基に台本を作っていきました
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事前にぼくの方で台本（台本と呼べるものでしょうか）を作成し、お二人にお渡ししていましたが、当日も小野千世さんは琉球舞の方で精一杯でしたので、一度もリハーサルすることができずに本番に臨みました。
ぼくの方も、スライドを朗読と千世さんの話しに合わせるため、朗読ボランティアの方と、千世さんの目を見て目くばせをしながらスライドをめくっていきました。
その時のスライドを何枚か載せました。（自動再生ではありません）
左の赤丸が小野千世さんのパート、右の水色の丸が朗読される方のパート、緑丸がぼくから 
知里幸恵さんの『アイヌ神謡集』の梟の紙が自ら歌った謡「銀の滴降る降るまわりに」を、千世さんが朗読してくれました 
千世さんはいつも赤い下駄をはいていたそうです。牝牛グレエテルの祈りは、ちよさんがご自身でぜひ朗読したいと言われていました 
この詩はNHK「ラジオ深夜便」で、千世さんがいく度か朗読をしていたそうです。函館に住んだこともある千世さんが、精一杯函館弁（津軽弁に近いそうです）で楽しく語ってくれました 
羽をを広げると天井を覆ってしまうシマフクロウの話を聞きながら、お父さんと一緒に眠った話しをしてくれました 
薪を盗む神父さん、寒さが伝わってきます 
台本の『花と木沓』
無事、東川町での会を終了することができました。
ぼくの方は、初めてサインを求められました。断ったのですが、ぜひとのこといつもの字で名前を書きました。本を汚してしまったようで申し訳なく思いました。（2023年5月）